去年の9/9
Tuesday, September 9, 2008
いまごろたしか眠れなくって、目を爛々としながら初めて撮影場所に行った日。
エキストラ撮影の初日。早いもので1年なのですね。
生まれてはじめての経験でした。
言葉でつくせないほどの経験でした。
あの時会った方々 お元気でしょうか。
青い衣装を着た弓道をやってるといってたおねえさん!
また日曜日に会えると思って疲れで連絡先も聞かず別れたら
撮影がなくなって結局その後一度も会えませんでした。
いまも心残りです。携帯でとった写真を懐かしく見ています。
と共に一期一会という言葉の意味を痛感しました。
その後、気になる人は必ずすぐに連絡先を交わすようになりました。
最近、家族で集まる機会があったのですが
妹も仕事を休んで参加してたことが発覚。
話を聞いてたら自分も行ってみたくなり応募したとのこと。
その後、家族どん引きするほど
長女・三女の異様な盛り上がりのGOEMONトーク。
GOEMONが公開の頃には妹にも赤ちゃんが生まれています。
月日がたつのは早いものですね。
みなさんお元気ですか。 tomomi
オール・シングス・パスト・メス(All things past mess)
Thursday, August 21, 2008
“とかく生きづらい世の中になった”と人々が口々にする不安で神経症な閉塞感ありありの昨今です。まぁどうしてこうなったかなどという事はまた別の機会にしてここはまずエンターティメントに絞ったお話で。
オープンエンターテイメントと娯楽媒体という物はかいつまんで言えば大なり小なり時代の合わせ鏡になる宿命持つものです。今の時代“悪を倒せばメデタシ、メデタシ”とはいかない事はきょうび子供でも理解していますし、良い事を言っている人が必ずしも良い事を行うかというと必ずしもそうではない。(声高に良い事を言う人はまず疑ってかかった方がよさそうですね)またそれに見ている人たちつまり受け手の側も目が肥えていて(こういう方たちは意外に保守的でくせ者なんですが)知識の量が加圧気味でその辺で変に凝り固まって得意気に“あれは●●からの引用だ”とか“しょせん●●だからな”と居直る始末。今の時代は何とまぁ真摯に物事を作ろうとする送り手側のハードルはなんと高くなったことでしょう。
こういう時代に写真やPVという得意分野では安住せずに別の分野に足を踏み入れて表現するという事はきっと生半可な覚悟では出来ない事は察しできますし、またその辺で映画製作にかける紀里谷監督の情熱の程がうかがいしれるというものです。
くしくも日本ではこの夏監督が尊敬されておられるアニメ界の巨匠のお二人の作品が公開されており、手法や作風や伝え方は違えどもテーマは“この時代に生きる”という非常に人間として根元的な物事を問いかける作品を作られました。
監督の前作『CASSHERN』も非常にメッセージ性の高い作品でしたから今回の『GOEMON』も同様にこのmess〈混乱〉したage〈時代〉を生きる我々観客に何かのメッセージを送る作品になっている事を願ってやみません。早いものであの暑いスタジオでの出来事から早くももうすぐ一年が経とうとしています。特報の第一弾がUPされ本サイトの方もわずかながらようやく盛り上がってきました。まずは監督&スタッフ&これを読んでいるそこの皆様方に暑い折りくれぐれもご自愛をばであります。
これを残暑見舞に代えたりなんかしたりしまして…。。。
The world didn't come to an end.
written by shoe-G(put on my loyalty for the GOEMON)
あぁこんな陽射しの中だったなぁ
Sunday, July 20, 2008一人で申込みをし、参加させていただいたボランティアエキストラ。 現場ではキョロキョロ、ドキドキ、そわそわ(笑) スタッフさんの… 「こちらでーす」 「よろしくお願いしまーす」 「ありがとうございましたぁ」 …などなど、飛び交う様々な言葉が 明るくて柔らかくて、なんとも心地よい空間だったのを夏の暑い日にフッと思い出します。 笑顔って、パワーわきますよねっ!! yuka
おちゃめさん
Wednesday, July 9, 2008
「じゃぁここ見て~」
カメラを覗いている人が、自分の手をあげた。
グーでも、パーでもなく、嬉しそうに挙がったその左手は…… ピース!
真剣な中でも、
しっかりエキストラを楽しませて、
ちゃっかりご自分も楽しんでいる紀里谷カメラマンなのでした。
うるみ
ライフ・オン・アース?(LIFE ON EARTH?)
Saturday, June 28, 2008
撮影は後半戦。その日は町人ではなくめずらしく●●軍の兵士役だった。いつもは気持ちはスーダラで身軽な感じの町人役をふられるのだが今回は明日は我が身と知れぬ殺伐とした中で生きる兵士役。そんな事は前もって聞いてないのでうれしくもありつつもともかく付け焼き刃的だろうが雰囲気が大事だと思っているのでいつもより多少衣装とメイクの時間を割いた後、現場の隅の人の邪魔にならない場所で抜刀と血振りと納刀を数回繰り返した。そしていつもより心持ちピシッとした面持ちで現場に望む。この間まで街の一角だった場所が数日にしてある場所に早変わり。まさにこれぞ活動屋の世界。目の前には●●役の役者さんがまるでオランダ帰りの坊さんのような出で立ちでおられる。その近くにはまるで人間山脈、はたまた一人民族大移動と言わんばかりに壁のように立ち尽くす某スポーツ選手。正直その現実を越えた途方もない大きさに圧倒された。
基本的に役者たるもの現実の社会ではありえない事が出来るマッドな、つまり気の振りきれた役が基本的に大好きな種族なので●●さんが今回演じておられる役は僕が参加したこのワンシーンだけを見てもかなりあっちに行ききっている役だと思われ、心なしか●●さんはこの映画に参加されている事がすごく楽しそうに見えた。(このキャスティングが●●さんのフィルモグラフィを見るなりかなりムムムなキャスティングなんでした)今回現場を踏んで個人的に意外だと思ったのはこちらは『cassharn』のメイキングやコメンタリーを聞いたりして監督の演出の嗜好みたいなものを先に予習してきているので、現場ではもうちょっとカリカチュアした舞台よりな芝居を要求されるのかと思っていたら、かなり映像的で緻密な芝居を要求されたので完全に予想が外れてしまったことだった。(ま、そりゃエキストラにまで力量が試される舞台芝居は要求しませんわね…)
今日撮るシーンの解説の後しばらくして撮影がはじまる。そして何度かテストを重ねて撮影を繰り返すうちあることに気付いた。●●役の役者さんが撮影する前に“マ”に濁点をつけたような感じの音でかなり特徴的に喉を鳴らされるのだ。その行為は実に興味深く僕は芝居しながらも●●さんの一挙手一投足に見入ってしまった。かなりリズミカルにされるその喉鳴らしはスタッフさんもやはり気になったらしく密かにモノマネされたりしていた。やはりあれだけの印象的な喉鳴らし。何らかの理由があって●●さんはやっているに違いない。僕は一役者としてかなり印象的に引っ掛かったので後日ご本人に打ち上げの際にお会いした時お聞きしてみた。すると●●さんはまるで達観された求道者のような顔つきで答えられた。
●●「あれが出るときはいちばん集中しているときで調子がいいんだよ。別の映画で監督があれを気に入って役に取り入れたことがあったな。」
何事も聞いてみるもんである。役者が十人いれば文字通り十人十色。その役者なりの役作りの仕方や指向がある。そしてそれらを一つの絵で見せ、けっしてその世界観からブレないように調整して全体を指揮するのが現場での映画監督の役目である。監督と●●さんの芝居に対する全幅の信頼をおいたやりとりは穏やかながらプロ対プロのまさに試し合いの瞬間だった。その日の撮影は現場好きを自認する人間としては悲しくかなり短い時間の参加だったのだがそれ以上に今後ためにいろんな刺激受けた大変有意義な一時であった。
と、ここまできて読んできた方ならこの俳優さんは一体誰なのかという事が気になる方がいらっしゃるだろう。しかしお楽しみというものは後にとっておいた方が喜びが増すもの。是非公式発表まで首を長くしてお待ちいただきたいと思う。。。
Tell me how long must I keep wanting things needing when I have so much.
written by shoe-G(put on my loyalty for the GOEMON)
小さなエキストラさん
Tuesday, June 3, 2008
早朝の バスに乗ったら おばあさん
そのあといっしょに エキストラ
エキストラ参加初日早朝の出来事でした。
現場には、幼稚園~小学1,2年生くらいのエキストラさんもいて、
衣装に身を包まれている子供たちがどんなにかわいかったことか。
そんな小さなエキストラさんをしかと映すべく、監督をはじめ、
みんなで前に前に導いての撮影は、やっぱり楽しいエキストラ体験なのでした。
うるみ
ソリッド・ステイト・ストレンジャー(Solid State Stranger)
Tuesday, June 3, 2008
その前夜は期待と不安が入り交じり、まるで遠足に行く前の日の幼稚園児になった気分であまりよく寝付なかった。またそれ以前にスタッフの方との連絡の行き違いがあり、数日前の撮影に参加出来るはずが出来なかったという事情もあった。とかくこの世は常ならず。本当にやる気満々で心から準備していたのに透かされ、かなり意気消沈していたという経緯もあったのでそのせいもあったのかもしれない。
場所は某企業の体育館として使用されていた場所。到着すると係の人がいて受付で名前をチェックする。会場に入って小道具や履き物やらが雑然と一体となって整理され置かれてある。更にシャッターの向こう側にチラッと視線をやると全体に緑の幕が張ってあるのが見えた。特撮関係の映画のメイキングを見ればよく出てくる例のあれである。まずもってあの紀里谷監督が時代劇を撮る。その一報を聞いた時ただならぬ作品になるだろう、ましてや又前作と同様賛否両論になるだろうと直感で思った。なのでさる縁でエキストラ募集の記事を見つけた時自身の役者のプライドを捨てて何をおいても現場に参加したかった。
壁に張られた矢印を頼りにエキストラの待機場に向かう。待機場と言えば聞こえはよいが単なる体育館の客席のベンチシートである。どうやら気が高ぶっていたのが幸いしたか指定された時間のグループの中では一番乗りだったようだ。まず用意された朝飯をさらりとたいらげ(洋風と和風があり)、待機場の入り口壁に張られている今日やる撮影シーンのイメージ画をしげしげと見つめる。まるで特異な色彩感覚で知られる世界的名画家ドラクロワが墨絵を書いたような不思議な世界観。この世界で監督は何を描き、何を語ろうとするのか。今回末端で関わった者としては、普通の人より期待値は大きく興味は尽きない。
会場内に集まる人、人、人。次第にその渾然一体に固まった人が放射する熱で館内が充満してくる。ふり当てられた集合時間のグループに分かれて、担当者から呼び出しがかけられ、衣装を受け取りに行く。今回の衣装担当はさすがにインタナーショナルな作品らしく外国の方であった。朝からノリの良い音楽をかけリズムをとりながらエキストラの人の顔と体型を見て沢山ある衣装の中から瞬時に判断、取捨選択して衣装を決める。これぞまさしくプロのお仕事。そしてメイク。比較的映画のスタッフというのは現場は汚れるものという認識があり“おしゃれ”という言葉とは相容れない職人気質なある意味ドカチンな感じがする人種の方が多いが(差別感情は全くありません)そこにおられたメイクさんの立だづまいはシュッとしいて、地味だがやたらにおしゃれでいてどこか普通の現場いるメイクさんとは明らかに違っていた。そして聞いてみたらやっぱり監督の業種の幅の広さから集められた方で元来は服飾関係のスタッフの方だった。なるたけ監督と意思統一をさせるのが早い、仕事の出来る混成スタッフ。これが僕から見た紀里谷組の印象であり、それがまた良い混沌をもたらしてこれから見た事もない映像を作らんとする現場に活気と彩りを与えていたのは事実だった。
衣装を着、メイクをしてもらったら待合場で待機。しばらくして下の緑の幕が張ってある撮影現場に呼ばれる事になった。早速今日やるシーンの説明をしながら助監督がすぐさま紀里谷監督の私生活をネタにして場をなごませる。監督それを聞いてニャッと苦笑い。さすがに僕らも苦笑いするしかない。その場にいる誰もが一番監督に聞きたがっているくせに絶対この場では一番に触れちゃいけないであろう事柄を真っ先に助監督さんから開口一番にネタにされたのは正直びっくりした。そう、そこまでして場を和ませなきゃいけないのは理由があったのだ。
集められたエキストラの前には塔のように組まれた足場に何台ものカメラがこちらを向いて立っていた。かいつまんでいえばその日は五衛門と言えば…のシーン。それを見ている群衆ということだった。僕はいつものように監督がどういう事をこのシーンで欲されているのか理解しようと即座に努めた。察するにこのシーンは群衆の●●が●●する所なのでかなりこの映画的には重要なシーンなのではと思った。また“それにしても芝居も全く未知数のエキストラの方々にこのシーンを任せるのは少々リスキー過ぎないか、監督?”と心の中で思ったし、また“朝からこんなボルテージの高い撮影は初心者にはキツいよ。”とも思った。仕方がない。端役とはいえ(たぶん)他の方より僕は現場慣れしている方だろうしそういうのは気付いた人が率先してやらねばならない。それにこう考えているのは絶対僕だけじゃないないはずだし、たとえ現場慣れしていない人であろうと監督の事がキライな人間はここにはまず来ないはず。群衆に紛れ込んだスタッフや、僕みたいに手慣れたすぐに羞恥心を捨てられる人たちがやる気をみせればきっと集団に伝染してうまいグルーヴが作れるはずだと思い、僕は徐々に自分の役者魂を着火していった。しかし着火したら止められないのが性分。はっきり言って監督にしてやられた感じ。この映画はCGを多用する映画ゆえ多くの群衆に見せるため何パターンも撮り、そして何度も何度も大声をだすはめに…。
さすがに終わった後はかなり身体的に疲れきってしまったが、これだけ要求されるんならと結局それ以後現場には6回も通いつめることになるため、少し顔見知りになったスタッフの方が話ているのを聞いたら“あのシーンの時のエキストラはよかったよね”とちらりと小耳に挟んだので参加してがんばったと自負していたからこそ、僕が参加しているのは知らない方から即座にそういう素直な感想を聞けたのは実にうれしかった。後はうまくそれが画面に反映していればそれにこしたことはないのだが。
とにもかくにも今は妖怪人間が雄叫びをあげるがごとく“早く完成した作品が見たい!”と心から待ちわびている毎日だ。そしてそう、たまにこのサイトにあるメイキング映像を見るとさらにその思いが募るのだ。。。
MAY THE PEACE BE WITH YOU!!
written by shoe-G(put on my loyalty for the GOEMON)
俳句などどうですか
Monday, May 26, 2008
エキストラ だけどねらうぜ アカデミー
すずき
現場の雰囲気
Sunday, May 18, 2008まず私がこの現場に参加して一番驚いたことは、監督がエキストラを大切にしてくださったことです。 現場はいつも活気に溢れている…そんな感じでした。 「皆さんのお陰です。 皆さんもスタッフです。 」 監督はいつもそう労ってくださいました。 エキストラ仲間にその評判は広まり、いい仲間が喜んで何日も参加することになりました。 私が一番驚いたのはボランティアも事務所もエキストラは平等に使ってくださった事です。 現場によってはボランティアエキストラは二の次に回されてしまうこともしばしばです。 しかしこちらは違いました。 そんな所もこの現場に何度も参加したくなる原因になったのだと思います。 タイトルのみがわかっていました。 キャストも知らされていません。 大きな倉庫のような現場はグリーンの幕で覆われ、毎回風変わりな時代劇の衣装を着せてもらえる。 何をするかもそのときに指示されました。いつも参加することが楽しみでした。
エキストラ&ボランティア
Thursday, May 1, 2008
「カット!OKです!」
机を叩き、勢いよく立ち上がる。
安堵感に包まれる現場。誰が始めるでもなく、今日はいつもよりも少しだけ拍手の音質が違う気がする。
我々はスタッフの人に「ボランティアの方」と呼ばれる。
ご存知のとおり、エキストラにもそれを生業としているような、いわゆる「プロ」と今回私たちのような「ボランティア」とで分かれていた。
花束が贈呈され、監督のこの作品に対する思い、感謝の言葉などを聞く。
「ボランティア。奉仕活動。本当にそうなのか?僕はただ、撮影現場に興味があって、まぁ少しでも映れればいいな、なんて。そう思っていたじゃないか」
狂い始めた夏が終わり、撮影が終了する頃にはすっかり変っていた。
すっかり慣れていた。季節も。当然、自分の心構えも。
自発的に好きで行っているのだから、何も労いなどはいらない。
しかし話に聞いてみると、無理やり休暇を使ってしまったり、徹夜明けで参加している人。
遠方から深夜バスで来た人々など、どれもこれもどうなっているのだ?凄いなぁ……。
奉仕活動とは。
やはり最低限、自発的であることなのだ。そして何も期待してはいけない。
そんな気がしてしまう。
我々「ボランティアの人」はそれを求められていたのでは。
また、求められている、のではないだろうか。
そして誰もがそれに。
それに応えることができたはずだ。
皆さん、自信を持って言いましょう!
我々は自発的に。かつ期待することなくGOEMONに参加したのだ、と。