エキストラ&ボランティア
Thursday, May 1, 2008, 11:52 PM | Posted by Supporters
「カット!OKです!」
机を叩き、勢いよく立ち上がる。
安堵感に包まれる現場。誰が始めるでもなく、今日はいつもよりも少しだけ拍手の音質が違う気がする。
我々はスタッフの人に「ボランティアの方」と呼ばれる。
ご存知のとおり、エキストラにもそれを生業としているような、いわゆる「プロ」と今回私たちのような「ボランティア」とで分かれていた。
花束が贈呈され、監督のこの作品に対する思い、感謝の言葉などを聞く。
「ボランティア。奉仕活動。本当にそうなのか?僕はただ、撮影現場に興味があって、まぁ少しでも映れればいいな、なんて。そう思っていたじゃないか」
狂い始めた夏が終わり、撮影が終了する頃にはすっかり変っていた。
すっかり慣れていた。季節も。当然、自分の心構えも。
自発的に好きで行っているのだから、何も労いなどはいらない。
しかし話に聞いてみると、無理やり休暇を使ってしまったり、徹夜明けで参加している人。
遠方から深夜バスで来た人々など、どれもこれもどうなっているのだ?凄いなぁ……。
奉仕活動とは。
やはり最低限、自発的であることなのだ。そして何も期待してはいけない。
そんな気がしてしまう。
我々「ボランティアの人」はそれを求められていたのでは。
また、求められている、のではないだろうか。
そして誰もがそれに。
それに応えることができたはずだ。
皆さん、自信を持って言いましょう!
我々は自発的に。かつ期待することなくGOEMONに参加したのだ、と。